支払う余裕が出来たら年金追納

年金の追納というものがあり免除や納付猶予をしていた人が、保険料をさかのぼって追納することによって老齢年金金額を満額近くに増額させることができるのです。

追納を行う場合には、年金事務所で申し込みをして厚生労働大臣の承認を受けて納付書が発行されます。その納付書をもって支払いする事で追納ができます。追納は払いたい金額だけ払うのではなく、決められた3つ事項があります。

1つ目は、追納ができるのは追納が承認された月の前10年以内の免除期間に限られています。例えば、平成28年4月に免除や納付猶予された分は平成28年4月末までとなっています。

2つ目は、承認等をされた期間のうち、原則古い期間から順に納付します。3つ目は、保険料の免除や納付猶予を受けた期間の翌年度から起算して、3年度目以降に保険料を追納する場合には、承認を受けた当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされます。なので、追納する場合には加算額が生じないよう早めがいいのです。

例えば、過去に学生納付特例を受けていた人が過去10年の保険料を支払おうとした場合、平成18年度当時の保険料は13,860円でしたが、平成28年度に追納で支払う金額は15,000円となっているのです。

金額に差が生じても受給資格期間の免除が支払われたと認識され、老齢基礎年金額の計算へ反映されるだけなので、多く支払った分この金額が反映されることはないです。なので、損しないためには支払う当時で払えればいいのですがそうもいかないので、この差額に関しては延滞料と思うと割り切れるかもしれませんね。

年金事務所では、追納をいくらしたら将来いくらもらえるのかも調べることもできます。追納は義務ではないので、将来の受給額を増やしたいと思う人は是非追納できる制度を利用してみて下さいね。

これまで、沢山年金についてお話してきましたが、いざ受取時はどうなのか知っていますか。納める時は支払って下さいと納付書がきたり、給料から天引きされますが、年金受給は年金請求書の書類を提出しなければ受給できません。

しかし、年金の請求が遅れたとしても「5年前」までの支給分のみの支給となり、5年よりも前の支給分は「時効」ということになりもらうことができません。なので、受給資格の年齢になったら請求手続きは忘れず行って下さいね。

せっかく頑張って支払ったのに年金をもらえないなんてもったいないですよ。また、受給するはずだった人が亡くなった場合にも遺族年金として受給することができるので、本人がいないから年金はないと諦めず年金事務所へ足を運び受給できるのか確認もしてみて下さいね。